おちゃだより

雑談、ひとこと、気持ち、、、

軽自動車でうどんを食べに行く貧乏旅 #4

「高い=おいしい」ではないということ

 午前中から2杯もうどんを食った僕。でも12時半から始まる授業に行かねばならない。またうどんを見なければならない、うどんを食べに行く貧乏旅の弊害が現れ始めた。僕は同じものを食べないように意識するタイプなので(ラーメン週2とかあんまやだ)、正直もううどんいらないかも。そうなこんなで着いてしまった、中野うどん学校。2回美味しいうどんを食べた後に一番味が劣るうどんを食べるという順番的にはよろしくないが、そんなこと気にしているのは僕だけのようだ(彼女やる気満々)。

 

f:id:ochadayori:20230822214649j:image

 

 結構な大人数で教室に案内された。一番前に説明おばちゃんがいるスタイル(先生ってことか)。このおばちゃんの説明が早いこと早いこと、「私の目の前の人ができているので次行きまーす」って感じでどんどん進んでいくからおいてかれる。内容は完成された生地を伸ばして切る工程と、小麦粉から生地を作る工程の2パターン。生地を踏んでこねる作業のとき、いろんな音楽が流れてそれにあわせてこねるのが案外楽しめた。ルパン三世の主題歌の替え歌が「おにぎりーおにぎりーおにぎりーおにぎりー」の一点張りで、日本全国の高校野球部の応援歌よりひねりがなく、考えるのが面倒なのか、面白半分でやっているのかわからなかったが、面白かった。完成したうどんの味は、うんまあ美味しいくらい。予約段階でちらしずしと天ぷらも注文してたんだけど、さすがにお腹が苦しかった。でもいいですよね、ちらしずしとか、長田にはたこめしもあったし。ほかの県でもやればいいのに。こうして人生最速で学校を卒業し、最終学歴は岸田総理と同じ「中野うどん学校卒」となった。

 

 ようやく帰り道。夜ご飯は彼女のご要望、大阪のつるとんたんへ。またしてもうどん、芸人さんとかがおいしいって言ってたらしく行ってみたいとのこと。僕はどちらかというとお好み焼きとか食べたい、お腹いっぱいで絶対食べきれないけど。明石海峡大橋の高速がめちゃんこ渋滞してて時間がかかった挙句、意味わからん300円とか払ってのるちょっと早い道路とか通らされるなど(iPhoneのマップにやられた)お金もかかったが無事到着。近くの駐車場に止めて向かった。空気が大阪、悪く言うとくさい。

 

f:id:ochadayori:20230822214703j:image

 

 うどんにしてはお高めのお店。外国人ファミリーに挟まれて列に並んだ(直島も外国人多かったし、どういう目の付け所なんだろ)。明太クリームと牛しぐれ?(もう忘れた)てきなやつを注文。今日一番の高級うどんを食べた感想は、「え?なにこれ?美味しいか?」で彼女と満場一致。どうやらコシのないうどんがお口に合わないご様子。味はいろいろあっていいけど、もう来ないねって感じでお店を出た。僕は「お酒頼まなくてよかった」というセリフを人生で初めて彼女から聞いた。貧乏旅これにて終了。いろいろなことが知れた良い旅でした。めでたし、めでたし。

 

(次の日、東海オンエアのポップアップに行ったけど、商品ほとんどおいてなくて、服とかSサイズしかないし。後味悪かったので、日記ではなかったことにします。天下一品のラーメン、初めて食べたけど濃い味が体に染み渡りました。)