おちゃだより

雑談、ひとこと、気持ち、、、

サッカーの考え方 #3

■変化〈高校時代〉

 15歳春、高校入学。毎度おなじみ、来週には16歳。受験という人生初めての勉強大会で目標を達成し、一番行きたかった高校に行ける。僕はこの高校に部活をしに来たといっても過言ではない。何部に入るって?打って変わって違うスポーツでもやろうか?なわけあるか、サッカー部一択である。あんな思いをしたのに!?なぜかわからない、今でもサッカーが一番好きなのである。サッカーは大人になっても遊びで一生やっていたいなと思う、当たり前のように、、、。

 

 最初の1,2週間くらいはいろいろな部活に体験入部できる期間が設けられていた。主要な部活ではない部活の人たちが教室にやってきて勧誘してくる、ラグビー部とか。こんなチビでヒョロの人にも声かけるんかい。そんなものには興味ない。自己紹介でも堂々と「サッカー部にはいるつもりです。」と宣言した。幸いなことに同じクラスに4人もサッカー部に入りたいという人がいた。その発言をした人には、この人どのポジションだろう、自分のほうが上手いかなと勝手にライバル心を灯し、こいつほんとにサッカーやってた?ってやつもいた。体験入部期間も彼らと一緒にサッカー部へ行った。噂で聞いた「走りの練習の日」以外は参加した。なぜかというと、走りたくなかったから。

 

 練習は一年生をだますためか、楽しい練習が多く組まれていた。なんか一軍ぽい人たちは別で練習していたけど、大会が近いらしい。この人たちより上手いかなと気にはなったが、そんな余裕はなかった。二軍ぽい人たちと一年生は一緒にミニゲームをした。助かった、1年ぶりで体力はまるでなかったので。久しぶりのサッカーは楽しかった。ボールを蹴ること、この人たちとサッカーを一緒にできることがとても楽しかった。気分は最高、まだまだ僕のサッカー感覚は衰えていない、1年やそこらで十数年間すべてを失うことはなかった。中学時代の反省を生かしてポジションはMFの真ん中。このアピールだけは絶対しようと思っていた。二軍と一年生の実力ではどうか?もちろん考えていたよ、練習中ずっと。だって試合に出たいから。最初に思ったのは、「この人たちなら勝てる」と。もうすぐ大会か、試合出て~。